12月定例議会  一般質問  No.11   2009年 12月 16日

 

一つめ・国保病院の運営につて町長の方針は

1. 8月に発表した町長の病院運営はこのまま直営でやっていくとした方針、考え方を町民にしっかり示すべきではないですか?

2. 近隣町村との連携、あるいは斜里町の産業構成、さらには交通状態などから見た、斜里町としての地域医療に対する方針と取り組みについても町長のお考えを併せてお答え下さい。

3. 具体的に、コミュニケーション不足だとされた原因、検証、反省はどのような点だったのでしょう?

4. 今後の病院経営について、もしも、内科医師が町長の希望する3名体制で4月から動き出さない場合、医療収入や経費の大きな変更がみられます。それら経営的な対応についてはどのようにお考えですか?


回答:
 これまでどおり直営方式で運営していくこととし、町内唯一の病院として、地域に必要な医療体制を確保し、町民に信頼される病院を目指すことであります。
連携では、現在、網走地域自治体病院等広域化・連携構想検討会議において、各首長と病院長が連携強化し常日頃から医師とのミュニケーションを図り、要望事項などには迅速に対応していくことが必要であると改めて痛感している次第であります。
4月から2名体制でのスタートとなった場合ですが、新たに勤務される医師の考え方もあろうかと思いますが、これまでどおりの2名体制から判断して、医療収入や経費に大きな変更はないものと考えています。

再質問です
・直営でやっていくことに決めた明確な理由をしっかり町民に示すべきではないでしょうか?
・ 三町のなかでも以前、斜里町はどんな病院を目指しているのか見えてこないと言われたと聞いているが、今、そう聞かれたら何と答えられるのか?
・コミュニケーションが上手く取れない原因は以前からあったはず。町と事務局の体制を改善しなければならないのではないか?
・これまでの2名体制が、医師に非常な負担をかけて運営されてきていると言われている。さらに改革プランも3名体制でなければ実施できないとされているのであれば、変わらないという認識はおかしいのでは?

町長は病院を継続するために直営でやっていくことにした、と言います。私は直営でなぜ、継続できるのか検討、分析した結果を町民に示して欲しいと思っています。そして、今後、その継続のために病院の運営改革のために医師と一緒になって村田町長の改革改善の計画を示して欲しいのです。
私の質問の未熟さでしょうが、いつものように未消化な結果でありました。



二つめ・斜里町の情報通信整備ついて

1.国の交付金事業に斜里町は申請しなかったが、町として今後の情報通信整備について計画は?
2.今後の推進計画は?

3.斜里町の現在の通信環境は?


回答:
 NTTによる整備がされることを基本的な考え方として、早期の整備を要請している。NTTへの要請を続けて、その見通しを見極めた上で具体的な計画を検討したい。光通信、ADSLの接続率は22パーセントほど。

再質問
・情報通信整備はこれまでの道路整備と同じくらい重要なインフラ整備となっていくし、これからは国が事業を
 作って地方にやらせるという方法は減ってくると思う。そんな中ではますます、町として自らが計画、企画を
 行うことが必要だと思うが、町長の認識は?


これからは私たちが思う以上に情報通信の整備が、防災にも高齢者の安全確認にも、医療にも利用されてきます。これらの整備を整えていくことは次世代のまちづくりにも大きくかかわってくることだと思います。NTTに頼らなければならない現状の中、町としても先を見据えた計画を積極的作っていくべきと思います。



 

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