6月定例議会  一般質問  No.13   2010年 6月 23日

 


 6月議会での私の一般質問・質問は3回までと決められています。

1・短期臨時職員・雇用環境の改

 斜里町の臨時職員就業規則のなかで区分されている短期職員について伺います。
契約は2ヶ月更新とし、最長3年を越える場合は基本的には継続はされない。このような状態で、雇用者本人も常に継続できるのだろうかという不安を持つ人もいますし、職場においても人材として頼りにしているのに、というお互いに不利益になる場合もあると聞いています。

1・町の行政業務において、法的、社会的要請を踏まえ、短期臨時職員のあり方について斜里町としてこの状況をどのように捉えていらっしゃるのか、町としての考え方、所見を伺います。

2・地方公務員法、あるは労働基準法などいくつもの法の関係もあり、斜里町の雇用体制に沿った方向性の検討は難しいかも知れませんが、任期付職員の採用などこれまでとは違った雇用システムの法改正も耳にします。
現状の雇用環境、雇用体制など改善する計画があればお聞かせください。

 
町長の答弁
 行財政改革、業務の効率化の推進のもとで、原則的には短期臨時の事務職員は廃止する方向で考えています。また、病院、保育所などについては任期付職員の検討なども行っていこうと思っています。

再質問
 現状で70名近い臨時職員は必要な人材ですから、原則廃止という方向性の元ではこの70名は不利益を生じているのではないでしょうか?もっと現実にあった対応を考えるべきです。


●短期臨時職員の雇用条件はその職種においても違ってきます。各職場についてもその雇用に関してはさまざまな形態と聞きました。
短期臨時職員の条件について、現実に見合った状況の中で、整理改善する必要があります。原則廃止と言ったって、現状では必要な人材になっています。引き続き検討と言いますが、急ぎ取り組んで欲しい問題です。

保母さんや支援員、窓口業務も、いろいろな場面で働いています。


2・ウトロ再開発事業商業用分譲地その後は


 平成19年春に、ウトロ再開津事業商業用分譲地の区画分譲の募集を行いました。この土地を分譲するにはいくつかの条件も示されました。その後の遺産登録フィーバーの沈静、さらには経済状態の悪化なども重なり2区画が買い手の付かない状態。さらには、分譲条件に記載されている契約締結の日から3年以内に自ら施設を建設し運営する部分では、現在、営業されているのが9区画中、3区画の3店舗という状態です。
商業用分譲地として細かな分譲条件をつけた、これは町の事業です。何も、手を打たずに土地は塩漬け状態、営業している人にとっても商業環境は整わず、土地所有者も動きが取れないこの状況を放っておいて良いはずがありません。早急に対応をとるべきと思います。これまでの経過と対応も含め、今後の斜里町の考えを、お聞かせください。


町長の答弁
 いくつかの要因で用地が売れないのは事実なので、現在営業を行っている方などの意見も聞きながら早急に対応していきたいと思います。また、未処分の分譲地についても今後、町内事業者へ拡大していく方向もあることから、分譲社へ説明協議を行い分譲を進めていきます。

再質問
 2年以上、何もしなかったのは町の怠慢だと私は思います。今後、協議をしながら分譲を進めるにあたり、土地開発公社だけがその業務を行うのではなく、商業振興的な観点から協議を進めるべきだと思います。


●たしかに、分譲時期から急速に経済状態が変化しています。でも、なぜ、3年以内に建設を条件としたかなどを考えると商業地域としての環境整備があったと思います。
商業用地として分譲してきたのですから、このような変化について適切に対応することが必要です。
もっと、情報収集と、情報提供を行って欲しいです。


やっぱりにぎやかって感じがほしい。お客さんの流れって大切!

 

一般質問  No.13  2010年 6月   ページの最初へ